2011年07月05日

菅直人の心理を推測する

青山繁晴氏が、菅直人の今の心境を、取材によって明らかにしている。
菅は、
「自分をヒーローだと思っている。そのわけは、浜岡原発の停止要請から“菅おろし”が始まったと思い込んでいるから」(総理側近)
だそうだ。

「自分をヒーロー」
だなんて、凄い誤解だと思うけど、こういうことらしい。
「『自分は脱原発を言ったので、経産省と電力業界がグルになって、俺を悪辣にも引きずり下ろそうとしてるんだ』っていう、こう、ストーリーを作って、その中に住んでるんですよ。それ、昔から菅さんはそうです。本当に市民運動家だったのかっていうの、僕は改めて疑問に思ってます。その、市民運動というのも、実は、自分で作った、権力に上るためのストーリーだったんじゃないかな、と思うんですが。」
参照: ぼやきくっくりさん

う〜ん。実はぼくも、少し前からそう思っていたんだ。
「菅直人は、父親の敵討ちがしたいんじゃないか?」
って。

 

 

何で読んだのか忘れてしまったが、菅直人は大学時代、父親について
権力闘争に負けたから、社長になれなかった」
と、非常に悔しがっていたと言う。

これ自体、異常な感想だと思う。
ふつう、社長になれるかなれないかは、能力と人望で決まる。
「権力闘争」
で決まるわけじゃない。

もしかして、父親もこうした考えを持ち、吹聴していたのだろうか?
「オレは技術畑だから、社長になれなかった。技術屋は差別されるんだ」
とでも、言っていたのだろうか?
だったら、こう言わなければならない。
「技術屋さんでも、社長業に必要な能力と人望があれば、社長にはなれますが、あなたにはそれがあったんですか?」

それとも、若い直人だけが、こうした考えに取り憑かれたんだろうか?

クリックでamazonへ『白い巨塔』だとか『ケネディ家の人々』などのドラマを見ると、医大教授とか大統領と言った地位が、いかにも権力闘争によって、得られるかのように見える。
だが現実には、どれだけ金と暴力を使えたとしても、ある程度の能力と人望がなければ、人は物事をコントロールできない。

『白い巨塔』の主人公財前五郎も、天才と呼ばれるほどの外科の腕があった。
ジョン・F・ケネディにも、人々の心を揺する天性の熱血と、ユーモアのセンスがあった。
それがなければ、利権を求める人々が、彼らを
「本命だ」
と判断することはない。

田宮二郎演ずる財前五郎
今回、松本龍復興担当大臣による、被災地恫喝事件が起きた。
この松本龍とか言う、頭の白いタコ坊みたいな男は、部落解放同盟の代表者で、九州では彼に逆らう政治家はいないそうだ。
彼は、宮城県に乗り込むと、宮城県知事と大手マスコミを、得意満面、カメラの前で恫喝してみせた。そして、翌々日には辞任に追い込まれた。

この男、資産7億。年間8億の所得がある。博多に不動産を山ほど抱える、松本組という暴力団(表向きは土建屋)のトップだ。
つまり、金も暴力も、湯水のごとく使える。権力闘争には、とても向いていそうに見える。

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だが、彼は財前五郎にも、ジョン・F・ケネディにもなれなかった。
確かに、NHK、フジ、TBS、朝日は、松本の恫喝に震え上がり、当初は松本をかばった。
だが、東北TVが許さなかった。被災地の人々も、怒りを爆発させた。そして、ネットが恫喝の映像を日本中に広めた。
これによって、
「松本を叩き出せ!」
という空気が、一気に醸成された。

クリックでamazonへ空気は強い。
松本の事務所、民主党などに抗議が殺到。TBS、朝日も、松本批判を開始。震え上がっていた宮城県知事も、急に元気になって、嫌味まで言い出した。

おそらく松本は、いつも通りに行動しただけだろう。
彼はチンピラだ。人を見下し、脅し、いい加減な知識で説教し、批評し、自己満足に耽る。
無責任な批評家揃いの民主党には、これほどピッタリな男もいない。
だが、政治家としては、決定的に無能だった。

環境大臣時代も、松本は何もしていない。官僚が作った「名古屋議定書」によって、辛うじて恥をかかずに済んだ。それだけ。
それ以降も、政治家として、なにひとつ仕事らしい仕事はしていない。

政治とは、
「人々の生活を守るため、より良い秩序を作り、調整する作業」
だ。こちら
だが、松本にはこれに関する、知識も、経験も、責任感も、技術もないのだろう。

そんな人間でも、議員になれてしまうのが、日本の政治制度であり、また民主党という、インチキ政党なのだ。 こちら

彼も、菅直人と同様、
「政治家として必要な能力、人望を育てる」
気もないくせに、議員になっているのだろう。
理由は、ただひとつしか思い浮かばない。
「権力が欲しい」
「もっと威張りたい」
それだけだ。

権力:他人をおさえつけ支配する力。支配者が被支配者に加える強制力。
強制力:無理強い
無理強いができるためには、制裁を実行する暴力装置が必要。

話を、菅に戻す。

菅直人の父親、菅寿雄は、セントラル硝子の常務取締役・監査役であった。
現時点では、資本金180億、従業員数1500名。一部上場の大企業だが、菅寿雄が入社したのは、できてすぐ。社名も宇部曹達工業株式会社と言った。
菅寿雄が、監査役に収まったのは1977年。アメリカに合弁会社を設立するなど、大躍進していた時期だ。

ちなみに、菅寿雄の父親(直人の祖父)は開業医で、しかも岡山県久米郡の医師会長であり、さらに郡議員でもあった。
祖先は、庄屋であったとのこと。そこそこのエリート家系だ。

このような家庭に生まれ、上述したような感想を抱く。権力闘争に執着し、父親がそれに負けたと思いこみ、異常なまでに悔しがる。
「権力さえあれば、父は社長になれた。権力さえあれば!」
それが、菅直人という人間の、政治家人生の出発点なのかもしれない。

菅直人は、高杉晋作が好きらしいが、好きな理由は
「逃げ足が速く、簡単に腹を切らず、ゴキブリのようにしぶとい」
かららしい。
なるほど。今の彼をみれば、
「権力闘争=逃げ足の速さ+しぶとさ+偽計」
と考えていることは、一目瞭然だ。
学生時代にも、菅は
「第四列の男」
と呼ばれ、機動隊から軽蔑されていた。
社会人になると、市川房枝に近づき、選挙事務所から選挙人名簿を盗み出す。そして、名簿に載った人物と面会しては、市川房枝の名前を出し、選挙資金を掠め取ろうしとした。

市川房枝事務所から追い出されると、
「北朝鮮べっとべとの江田五月」
の父、江田三郎にすりより、社民連に所属。初当選を果たす。
その後、社民連が解散になると、新党さきがけに入党。村山自社さ政権に参画し、村山内閣総辞職後には、第一次橋本内閣で厚生大臣になった。
その時に起きた薬害エイズ訴訟で、厚生省が隠していた文書を見つけ出し、国の責任を暴露すると共に、患者に謝罪したため、ヒーローになった(※)
だが、実はこれは菅の手柄ではなく、前任の厚生大臣と官僚がまとめた手柄を、横取りしたものだった。
さらに、O-157事件では、何の根拠もないのに、
「カイワレが原因だ」
と、不用意な発言。自殺者まで出る騒ぎとなり、あわててカイワレを食って見せるパフォーマンスを行った。

※ 薬害エイズ事件の犯人とされた安部英被告は、国に烈しく抗議。一審で無罪となるが、その後死亡した。 

その後も、財務大臣だったのに乗数効果を知らなかったり、原発に詳しいと威張りながら、臨界を知らなかったりと、菅は政治家としての無能ぶりをさらけ出す。
そして、被災地のことなど考えず、
「人気取り」
のためにだけ、衝動的な行動を取るから、どんどん人望も減って行く。
ただただ、欠陥だらけの日本国憲法が、菅を辞めさせない。

一方、菅がいるだけで、復興が進まないと言うのに、マスゴミは
「菅を批判してる場合か!」
の大合唱だ。
北朝鮮べっとりの姿勢、北朝鮮からの献金、北朝鮮への献金までが、何度も指摘されている。
だが、今までもそのたびに民主党内にゴタゴタが起こり、菅はいつのまにか、総理大臣になっていたのだ。

毎晩、機密費から30万円も使い、高級料亭で飲食しまくる菅。一ヶ月で、900万円も飲み食いに費やしている。
麻生総理なんか、割り勘で3千円使っただけで、
「高級ホテルで毎日飲食!」
と書かれたのに、だ。

菅が湯水のごとく無駄遣いする、この飲食費があれば、被災地の人が何人、食べて行けるだろう?

そして、当人は10月に訪中を予定しているのだと言う。
そう言えば、中国共産党も
「菅を辞めさせたら、日本の政治は不安定になる!」
とか抜かしていたっけな。

posted by インク at 23:07 | TrackBack(0) | 政治・政局 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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