2010年05月24日

世界中の辞書が間違えている?

Siphon世界中の辞書が、サイフォンの原理を誤って定義していた、とのニュースを見つけた。こちら
サイフォン内の液体を移動させる力は、
「大気圧ではなく、重力だ」
と言うのである。

試しに、サイフォンを広辞苑で引いてみた。すると、

1.大気圧を利用して、液体をいったん高所に上げて低所に移すために使う曲管。彎管(わんかん)
2.水蒸気の圧力を利用するガラス製のコーヒー沸かし
とある。
(ふーん。広辞苑も間違ってるってことか?)

どうも気になるので、ネットで「大気圧」を調べてみたら、
「空気も“もの”である以上質量がある。そして地球上では質量があれば地球の重力によって引きつけられている。つまり大気も重力によって引きつけられ、地表を押す力(重さ)となる。これが大気圧である。」
と書かれていた。こちら
(なーんだ。結局は同じなんじゃん!)

・・・・ということは、世界中の辞書の定義は、「説明不足」なだけで、必ずしも「間違い」とは言えない、ということになるのかもしれない。

コーヒー・サイフォンそれよりも、ぼくが驚いたのは、コーヒー沸かしのサイフォンが、水蒸気の圧力を利用しているという事実だ。
いや、言われてみれば、それはもう確かに、見た目のまんま、見るからにそうなんだけどさ・・・・。
「サイフォン」という名前に引っ張られて、どうもこっちが本家本元のサイフォンだと思っていたみたい。
よくよく考えてみたら、これって
「コーヒー・サイフォン」
なんだよね。

サイフォンの原理を、正しく使っているのは、ダムとかドクター中松が発明した、灯油ポンプなどの、液体くみ上げポンプなんだって。

灯油ポンプは分かる。わが家のは電動式だが、灯油缶の中身が少なくなってくると、汲み上げが悪くなる。
そこで、灯油缶を椅子の上とかに置いて、ストーブより高くしてやると、最後の最後まで、灯油を汲み上げることができるのだ。まさに、サイフォンそのもの。

だが、ダムは意外だった。これは、まったく知らなかった。

ちなみに、地球の重力は、北極と南極と赤道直下以外の場所では、地球の中心には向かっていないという事実も、あらためて知った。
つまり、日本でものを落っことすと、地球の中心ではなく、ちょっとだけ南に向かって落ちるのである。
いや、びっくりした。

こうした勘違いや無知は、案外ぼくらの世界観を、しっかりと形作ってしまっているのかもしれない。

コーヒー・サイフォンと、灯油ポンプの原理を混同するくらいなら、まだ日常生活に差し障りは出ないと思うが、
・財務省&日銀
・閣僚
・国会で多数を取った政党
・マス・メディア
・裁判官、検察、弁護士、警察などの司法関係者
・学校の教員
の勘違いや無知は、日常生活にとんでもない障害を生むと思う。

そのとんでもなさを、ぼくらは今まさに、目の前にしているのだが・・・・(苦笑)。


 

posted by インク at 06:10 | TrackBack(0) | 暮らしのひとこま | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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