2011年06月25日

民主党の生き残る道

菅政権に対し、民主党支持者の意見は、どうなっているのか。気になったので調べてみた。

『現代ビジネス』というサイトに、新党さきがけの生みの親であり、菅直人の長年の友人でもある田中秀征氏と、未だに菅政権に夢を見続けている、時事通信解説委員の、田崎史郎氏の対談が載っている。こちら

田中秀征氏は、菅直人とも親しいが、橋本龍太郎内閣では経済企画庁長官をやり、現在はみんなの党を支持していると言われる。
だが、大連立をするなら自民党の谷垣総裁が、人品骨柄からして最も指揮者に相応しいと発言するなど、客観性の高い分析もしている。

田崎史郎氏は、新左翼出身者。学生時代、三里塚闘争で凶器準備集合罪に問われ、逮捕されている。時事通信社入社後も、労組に属し会社ともめ事を起こしている。
小沢一郎とは、酒を酌み交わすほど親しかったが、後に決裂。小沢のオフレコ発言を次々暴露した『小沢一郎との訣別』を、文藝春秋に投稿した。
『報道ステーション』が、喜んで起用するコメント屋だと言えば、思想傾向はすぐ判る。

対談の内容は、皆様に直接ご確認頂くとして、対談の結論めいたものを、ぼくなりにまとめてみた。
1.参院選の敗北は、自民の勝利じゃない。民主の自滅だ。菅は心を入れ替え、体制を作り直し、当座を凌げ(田崎)。
2.労組依存が、参院選敗北に繋がった。この非常時に政略だけだから、国民の不信は爆発寸前。だが、菅には国民の声を聴く能力がない。無理とは思うが、正解は解散総選挙。菅は鳩山、小沢を連れて引退しろ。民主党の若手は期待できる(田中)。

田崎氏は、良い年こいて、政治力学にばかり目が向く傾向がある。思考が、最初から
「民主政権の維持ありき」
で、進んでいるからだろう。
菅政権への採点も、お花畑としか言えないもうろくぶりだ。

その点、田中氏は反自民ではあるが、橋本龍太郎の魅力に気づくなど、人物の器量を見極める目がある。
その目が、菅直人を見て激怒している。

「(アメリカの菅政権への対応について)各国政権みんな菅さんは早々に退陣するという見方で、本気で交渉する気にならない。

1996年2月に橋本龍太郎首相(当時)はクリントン大統領(当時)と始めて会談をした。その時に普天間を返してくれと言った。当時はそんなこと言ったら日米関係が壊れる、言うべきじゃないと、周りは皆、外務省も反対していた。

帰国した翌朝、橋本さんに『普天間返してなんてよく言いましたね』と僕は言った(当時田中さんは政権中枢にいた)。が、橋本さんがボソッと言ったのは、『(沖縄は)戦中も戦後も我々の犠牲になってくれたんだから、出来る限りのことをするのは当然だ』

僕は本当に感動した。橋本さんのことをそれまでは、ポマードつけた気障な人ぐらいにしか思ってなかったが、それ以来は自然に自分の頭が低く下がるようになった。それからずっと敬意を表している。

総理というのは真心というか、最後のところにキラリと光るものがないとできない。菅さんがダメなのはそれがないからだ」
以上『ぼやきくっくり』様からの引用。

さて、これでどう民主党は生き残れると言うのか?
若手ったって、見るべき人物などいたかいな?

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2011年06月24日

らいじんぐ産〜追跡!にっぽん産業史〜

偶然、NHKの『らいじんぐ産』を観た。
「『ショベルカー』“人間の手”をめざして」だった。これには感動した。

正月になると、ショベルカーで書き初めをする画面が、TVに出たりする。
それを見るたび、
(きっと、運転手の技術が、並はずれているんだろうな)
と思っていた。
だが、それだけではなかった。ショベルカーそのものも、書き初めが可能なほど、精密かつスピーディに動くようになっていたのだ。

 

ショベルカーを、ここまで進化させたのは、われわれ日本人だ。
日本人が生み出したショベルカーは、今や世界シェアの8割を占める。番組でも、アジア・ヨーロッパ各国の運転手が、口を揃えて
「日本のショベルカーは素晴らしい!」
と絶賛している。

6月30日(木) 午後0時00分〜0時45分に、再放送をするみたいなので、是非ご覧になってほしい。


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2011年06月20日

民主党の構造

民主党は、二重構造になっている。
それを、うまく示す記事が産経に載った。


子ども手当見直しへ与野党協議 民主、政調会長に一任「菅首相辞めるべき」の声も

2011.6.16 10:23

会議の冒頭であいさつする民主党の玄葉政調会長=16日午前、衆院第2議員会館

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会議の冒頭であいさつする民主党の玄葉政調会長=16日午前、衆院第2議員会館

民主党の厚生労働部門会議などによる合同会議は16日午前、10月以降の子ども手当をめぐる与野党協議について玄葉光一郎政調会長に一任することを決定した。玄葉氏は今後、自民、公明両党の政調会長と協議に入り、具体的な制度設計に関する合意を目指す。

玄葉氏は合同会議で「野党の協力も得ていかなければならないという状況で、いよいよ交渉のタイミングが来ている。まったく妥協なしで交渉が成り立つことはあり得ない」と強調。自公両党が主張する所得制限の導入も視野に柔軟な対応をとる考えを示した。

出席者からは「すべての子供の育ちを社会全体で応援するという理念を大事にしてほしい」と、所得制限への反対意見が続出。民主党がマニフェスト(政権公約)で月2万6千円の支給を掲げていたことを念頭に「国民との約束が守れないなら菅直人首相は辞めるべきだ」との声も上がった。

この記事に関する、2チャンネルの書き込み。

12 :オレオレ!オレだよ、名無しだよ!!:2011/06/16(木) 13:28:11.54 0


>全ての子供の育ちを社会全体で応援

社会主義

>所得制限(高所得者は自力で)

社会主義

で・・・「所得制限反対続出」???
脳みそどうなってんの ┐(゚〜゚)┌

その通り。同じ社会主義的政策なのに、一方は支持し一方は反対する。ふつうの頭では理解できない。
だが、理由はかんたんだ。
A.「全ての子供の育ちを社会全体で応援」=「家族の解体」が狙い
B.「所得制限反対続出」=「選挙での票集め」が狙い
これだけだ。

民主党には、二種類の部隊があると考えて良い。
1.選挙目当ての、大衆戦線(宣伝・集票・ばらまき隊)
2.過激派出身の、革命軍(独裁・売国・陰謀隊)

菅、岡田、鳩山、小沢が担当したのは1だ。集票能力は小沢がダントツ。残りは、「人柄の良さ」を売りにした。小沢チルドレンも、1用の兵隊だ。蓮舫も、ここに入る。
枝野は、こちらの記事を見れば、2だと判る。同じく、革マルを擁護する辻元、北朝鮮べっとりの前原、中国に媚びを売る仙谷、赤いシーラカンス輿石、学生時代に警官を焼き殺したと言われる千葉景子も2だ。

ざっくり言えば、1は自民党出身者、2は日本社会党出身者。
あるいは、1は議員が中心。2は事務局中心とも言える。

民主党自体は、新党さきがけが中心となって生まれ、そこに自由党、旧社会党、日本新党などの、弱小政党が吹き溜まり、大所帯になった。
だが、小沢の参加が、党内の機能別純化を促進した。
その結果、
・日本で、中国共産党のような、利権を貪りたい1。
・日本を、中国共産党のように独裁するか、それが無理なら売り飛ばしてしまいたい2。
そんな棲み分けができて、今の民主党になった。
同時に、
1の大衆戦線は、マニュフェストをブチ上げ、票を集める
2の革命軍は、1の陰で裏マニュフェストを実行し、日本解体を進める
という、二正面作戦(あくまで1から見た場合。2からすれば陽動作戦)も確定した。

この作戦は、見事に成功した。
愚かな国民は、マスゴミの麻生批判を鵜呑みにし、民主党を支持した。政治のことなど、何も知らない女子高生までが、民主党に投票した。リーマンショックに、有効な戦いを繰り広げていた麻生政権を、
「漢字が読めない」
と揶揄した。もはや、衆愚の極みであった。

ただ、国民の唯一の計算違いは、民主党のどの構成員にも、
「国家を運営する」
という、考えがなかったことだ。
「政権をとったら、一番格好良い総理になるんだ」(菅)
「ぼくは、世界の救世主になるんだ」(鳩山)
「反日法案を次々通し、日本を破壊してやる」(辻元、前原、枝野、輿石ら)
「自民を潰してやる」(小沢)
という、利己的欲望しか、彼らの心にはなかった。

そこに、この大震災だ。
犠牲的かつ、利他的な行動が求められた。
俊敏、的確、柔軟、正直、誠実な行動が求められた。
巨大官僚組織を、手足のごとく使いこなす、組織人としての能力が問われた。
原発処理以外の国家機能、経済、財政、外交、国防に対する、豊かな経験と知識が求められた。
そのどれもが、民主党にはない能力だった。

民主党は、マスゴミが作り上げた幻想の政党だった。
脳内お花畑にのみ存在する、幻の政党だった。
現実は、惨めなものだった。
リーマンショックを押さえ込み、デフレ脱却の第一歩を、踏み出していた麻生政権。これを叩き潰してまで、マスゴミが国民に与え、国民が熱狂して得たものは・・・・

中国製ドラえもん 中国製の、パクリ玩具だったのだ。

今の民主党に残っているのは、この時の二正面作戦(陽動作戦)の残骸だけだ。
ことここに至っても尚、権力の座にしがみつき、あるいは社会主義革命を夢見ている。
「そんなことをしている場合か?」
という批判は、民主党に対してのみ正しい。

  本当に被災地、被災者のことを考えているのであれば、二次補正予算や瓦礫処理促進、二重ローン救済のための法案をもっと早く出すべきでした。自民党がいくら言っても何も手を付けず、これが延命に繋がると気付いた途端に突然言い出し、これに反対する自民党が悪いのだと言い募る様は、醜悪というよりもむしろ恐ろしささえ感じます。(石破茂ブログより)

posted by インク at 11:13 | TrackBack(0) | サヨク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月16日

自民党ベテラン議員と、若手議員の意識を比較する

今の政局について、自民党のベテラン有力議員と若手議員との間には、認識の差がある。
だが、どちらも説得力がある。迫力がある。 日本の運命を、真摯に捉えているからだ。

民主党の議員には、その欠片もない。たとえ、松木謙公前農水政務官でもだ。
彼は、菅内閣への不信任案に賛成したが、所詮はお花畑の夢(マニフェスト)から醒めたくなかっただけ。 甘すぎる。

自民党は本気だが、民主党内のゴタゴタは、
「権力亡者の内輪もめ」
でしかない。

「権力亡者」
というレッテルは、かつて民主党が自民党に貼ったものだ。 マスゴミも、自民党をそう呼んだ。
だがそれは、民主党自身、マスゴミ自身のことだ。それが、今回のことでよく判った。

中国が、自分たちのした虐殺を、日本がやったと言い立てるのと同じだ。
韓国が、自分たちのついた嘘を、日本がついたと言い立てるのと同じだ。
人は、身に覚えのあることを口にするのだ。

民主党を支持する国民は、このデマを信じ、ご近所に吹聴して回った。
ご近所から
「善い人」
「国際人」
「政治通」
と思われたくて、ね。
結果として、売国に手を貸し、権力亡者の一員になった。

さて、本題に移ろう。
石破さんの6月10日のブログに、こう書いてあった。


  菅総理の辞任はもはや所与のものであるかのように受け取られていますが、私はこれを全く信用しておりません。
  総理になること自体が目的であった人が、ようやく手に入れたその地位をそう簡単に手放すはずがない。事実、総理自身からいまだに一言も「辞任する」という発言は発せられていませんし、今国会を閉じない限り、不信任カードはもはや使えないのですから(不信任案は一国会に一度しか提出できません)、その気になれば会期を大幅延長してずるずると居座ることは可能なのです。
  そうなると参議院で問責決議案が出てくることになりますが、「参議院の問責決議案には何ら法的拘束力がない」と開き直ることすらやりかねないのが菅直人という人なのではないでしょうか。
  どのみちいずれ行き詰ることにはなりますが、その日は意外と遠いのかもしれません。それまで続く無為の日々を思うと、何ともやりきれない思いが致します。
------(中略)-------
  不信任案採決の時にも記したことですが、菅総理の思いは「とにかく一日でも長く総理を続けたい」、民主党議員の思いは「とにかく解散だけは回避して、一日でも長く議員でいたい」ということなのであり、この両者の思惑が見事に一致しているからこそ、このような状態となるのです。 
------(中略)-------
  かかるいい加減極まる内閣を倒すためには、自壊させる他はありません。
  己の職を賭して総理に辞任を迫り、聞き入れられなければ辞職する、そのような気概を持った閣僚が数人出れば内閣は自壊せざるを得ないのです。
  菅総理のことですから、辞職した閣僚を全て自分で兼任するなどということもしかねないのですが、いくらなんでもそれは世間が許さないでしょう。

  一昨年夏の麻生内閣末期、当時農水大臣であった私は与謝野財務大臣と共に麻生総理に自発的退陣をお願いしました。
  当然辞表は提出しましたが受け入れられることはなく、自民党は万歳突撃的総選挙に突入し、大敗しました。
  あれは私の二十五年に及ぶ政治生活の中で、宮沢内閣不信任案に賛成した時と並んで最も辛かった決断のひとつでした。
  ポスト福田の総裁選を共に戦いながら閣僚に登用して下さり、思うように仕事をさせて頂いた麻生総理には大変な恩義を感じていましたし、総理の持っておられる兄貴分的気質も大好きです。しかし直前に行なわれた東京都議選に自民党は惨敗、世論調査では総選挙での自民党の獲得議席は120議席と予想され、このまま突入すれば解党的大敗は必至の情勢でした。下野することはやむを得ないとしても、せめて150〜180議席を確保し、出鱈目な政権運営をすることが確実な民主党政権に対する強力な批判勢力として自民党が残り、次期総選挙に一日でも早く追い込む体制を確保するためにはこれしか方法はないと思ったのです。
  あの時、与謝野大臣が私に言われた言葉は、今もはっきりと覚えています。
「石破さん、貴方も私も長く議員を勤め、閣僚を何度もやったのだから政治家としては本望というものだろう。しかしこのまま選挙に突っ込んだら、若手や次に内閣で働きたい者の多くが落選し、自民党は解党的大敗となるだろう。こんな時、閣僚が職を賭して総理に辞任をお願いする以外に自民党の敗北を少しでも食い止める方法は無いと私は考える。貴方に一緒にやってくれとは言わない。自分で判断して貰いたい」
  この決断によって失ったものも多くありましたし、その後の与謝野氏の行動は私とは大きく異なることとなりました。しかし後悔はありません。

当時、ネットでは麻生さんに対し、
「とにかく辞めるな。どうせ、いま辞めても大敗は免れない。それよりも、できる限りリーマンショックに対処し、日本再生の道を残すことで、民主党政権誕生後にくるであろう、日本瓦解の危機を弱めておくべきだ」
という意見が、大勢を占めていた記憶がある。

そうした意見を持つ人達にとって、自民の
「解党的大敗」
は、むしろ歓迎すべきことだったと思う。
彼らの主張は、
「与謝野氏を始めとする、自民党内リベラル派なんか、全員落選して、民主党に寝返ってくれた方が、よほどスッキリする。
河野洋平も、河野一郎も、谷垣も、加藤紘一も、みんな民主党に行ってしまえ」
「公明党とは手を切れ!」
「真正保守だけが残れば良いのだ」
・・・・と言うことだった気がする。

石破さん、与謝野さんの危機感の深さに較べ、なんと薄っぺらいことだろう。
サヨクの学生運動と、あまり変わらないイデオロギー性だ。 老獪さのない、書生談義だ。
だがそんな意見でも、麻生さんは聴いてくれていたのかもしれない。

一方、自民の若手元議員は、ガレキの中からこんな声を上げている。


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2011年06月10日

仙谷が被災者をあしらう態度

TVで偶然見た、仙谷の被災地訪問の会話。
動画にアップされていないかと思って探したら、あったあった。4/24の、被災地訪問の際のできごとだったんだね。
震災後、一月半経っている。

仙谷は、薄ら笑いを浮かべているが、被災者の言わんとすることを、片手を振って黙らせるって態度は、相手の話をきちんと聞こうとする者のものじゃない。
相手の言うことを、言下に否定しようとする、論争者のものだ。

ふつうの会社で、取引先相手にこういう態度を取ったら、まず間違いなく馘になる。
日本の国会議員である仙谷氏にとって、被災者であるこの漁師は、いったいどんな立場の人間なんだろう? 

この動画を見ていると、仙谷がワンマン社長で、漁師は平社員に見える。
あるいは、仙谷は大学のサークルの大先輩で、漁師が後輩に見える。
はたまた、仙谷がいばりんぼの父親で、漁師はそれにちょっと文句を言おうとする子供に見える。
全然、国民と国民を愛する政治家、という風には見えない。

それに、そもそもこういう言い訳を、平気でする人間の責任感って、どうなってるんだろうね?

 

 

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2011年06月08日

菅直人「青山繁晴を逮捕しろ!」と命令


驚くべきことに、菅は自分に都合の悪い事実を次々暴露するジャーナリスト、青山繁晴氏の逮捕を、警察に命令していた!
だが、日本は法治国家であり、支配者(集団)が専制する、北朝鮮や旧ソ連、中国とは違う。警察は、狂人(総理)よりも法に従う。警察は、この命令を拒否したそうだ。その上で、青山氏に知らせてくれたらしい。

尖閣の時を思い出すが、事態はもっと深刻だ。
青山氏は、公務員でも何でもない。内閣府原子力委員会の核セキュリティ専門委員であり、海上保安庁の公式アドバイザーでもあるが、本職はジャーナリストでもあり、一般人だからだ。
ただ青山氏は、民主党政府にとって、非常に都合の悪い事実、そして国民にとっては重要な事実を、TVやネットを通して暴露し、伝え続けてきただけだ。

これが与党が自民で、民主が野党だったら、野党党首の菅は
「逮捕しろ!」
などと言っただろうか? 言うわけがない。
それどころか、自民の誰かがそう言ったら、すぐさま
「人権弾圧だ!表現の自由を奪うものだ!」
「自民党政権は、独裁的な政権だ」
と、猛烈に反発してみせたろう。

だが、現実には自民党政府は、民主党とは違って、一般人に対してそんな陰謀を企てたことはない。
もし、自民がそんなことをしていたら、朝日、毎日新聞はとうに存在していないだろうし、NHKも消えてなくなっている。
自民は、決して民主党のような法の無視はしなかった。

「法を守る」
ということは、
「国民が皆で合意したルールを守る」
ことを意味する。
つまり、民主主義だ。
多数決だけが、民主主義の原理ではない。そこも、菅が誤解している点だ。
法の支配参照

自民党は、法の支配を無にする重要な一線を、国政で越えたことはない。
政権運営には、もっとずっと慎重であった。だから、超長期にわたる政権担当能力が、担保されたのだ。

ところが、菅は
「民主主義は期限つきの独裁だ」
と、総理になる前から、頭のネジがゆるみきったような妄言を吐いていた。
これを言い換えると、
「法なんか無視して構わない」
「フランコ、ヒトラー、ムッソリーニ、レーニン、スターリン、毛沢東、ポルポト、金正日こそが民主主義だ」
と、主張したことになる。

なるほど。そうやって見ると、菅直人の今の姿は、まさに
「権力のない金正日」
と言った感じだ。

 ゲッツ!


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2011年06月06日

『もしドラ』の嘘

今回は叩く 前回、『もしドラ』を大いに褒め称えた。
その気持ちに変わりはない。ないが、それでも次のことだけは書いておかねばならない。

問題は、最終場面にある。
ぼくと、まったく同じ感想を持ったブロガーの記事があったので、そちらから一部省略しつつ、引用させてもらう。
乱読雑記』様より

甲子園出場を決めた野球部のキャプテンが、どんな野球がしたいのかとインタビューを受けている場面である。

すると正義は、しばらく考えた後、こう言った。 「あなたは、どんな野球をしてもらいたいですか?」 正義は、インタビュアーに向かってそう言った。 それで、「え?」と面食らったような顔になった彼女に対し、正義は続けて言った。「ぼくたちは、それを聞きたいのです。ぼくたちは、それをマーケティングしたいのです。なぜなら、ぼくたちは、みんながしてもらいたいと思うような野球がしたいからです。ぼくたちは顧客からスタートしたいのです。顧客が価値ありとし、必要とし、求めているものから野球をしたいのです」 そう言うと、みなみの方を振り返り、ニヤッと微笑んでみせたのだった。 (P266)

そもそも、これ高校生の答えかよというツッコミはあるけど無視して考えても、この答えはおかしい。正義くんのセリフに「必要」という言葉はあるけれども、全体として「顧客の要求するものを与えれば、それで良いのだ」という態度が感じられる。顧客優先は良いけれども、顧客が全てを知っていると考えてはいけないのだ。

* * *

同僚の言葉を思い出す「顧客の欲しがるものではなく、顧客の必要とするものを提供せよ。顧客は欲しいものが何かは判っているが、必要とするものが何か判っているとは限らない」。

* * *

どんな野球がしたいかと聞かれての最後のセリフ、野球部のキャプテンの正義くんには「野球部に、野球に関わったみんなが幸せになる野球がしたい」と言って欲しかったと私は思う。

全く同感だ。完全に同意する。

ぼくが、前回そのことに触れなかったのは、
「顧客の欲しがるものではなく、顧客の必要とするものを提供せよ。顧客は欲しいものが何かは判っているが、必要とするものが何か判っているとは限らない」
ということを、ドラッカーがどこかで語っているはずだと思い、それを探してから批判しようと考えていたからだ。

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2011年06月03日

サヨク問題で参考となるサイト

ぼくのつまらないサヨク論より、以下に有名サイトがあるので、この問題に関心ある人は、リンクを辿ってみてほしい。

1.『通信用語の基礎知識
このサイトの中の、
通信 > 用語・俗語 > コミュニティー > インターネット > Web > 2ちゃんねる > 板・板内の俗語 > 政治関係
に、
サヨク
という項目があって、そこにサヨクの分析が、きれいにまとまっている。

2.ウィキペディアには、歴史的な経緯が載っている。

3.はてなキーワード  これ以上ないくらい簡潔な説明。

4.左翼がサヨクにさよく時  昔からある有名サイト。情報量が膨大で、分析もかなり深い所まで行くので、ゴチャゴチャ感がある。サヨクが関わる問題の広がり、深刻さがよく分かる。

5.サヨクの辞典 これも、昔からあるサイト。サヨク用語のほんとうの意味を教えてくれる。

6.考察NIPPON サヨクが関わる社会問題、国際問題をよく取り上げるブログ。新しい情報、考察を知ることができる。

7.新左翼系統図 ぼくには懐かしい話題がいっぱい。ほんとに昔は、こんなのがいっぱいいた。色んな党派からオルグをかけられ閉口したが、他党派の悪口を聞くのは面白かった。

8.日本 左翼党派・団体 公式サイト一覧

9.市民運動・社会運動イエローページ

8と9を見ると、サヨクは人数の激減に反比例して、団体数が増える傾向を持つことが分かる(笑)。
調べてみると、全部同じ住所だったりするようだ。こちら

まだまだ他にもあると思う。今後も、このテのサイトは増え続け、地道なレッド・パージ(救国活動)となって行くに違いない。 健闘を祈る。

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2011年06月02日

サヨク論:エピローグ

ふたたび、こちらの小説から引用させて戴く。

君の名は 「他の人たちは麻雀や合コンで楽しくやっているわ。今の社会のどこが悪いの?私の父は国鉄の労働者で生活は楽じゃないわ。でも貧乏なんかじゃない。革命なんてどこの国の話なの?ほんとうに革命が起きるとでも思っているの?」
眞知子は眼をそらさずに、訴えるようにして話した。左門は、ますます返答に窮した。
「革命が起こるとか起こらないとか、そういう問題じゃない。俺の哲学、俺の世界観の問題なんだ」
左門は答えをすり替えたが、説得力がなかった。
「どうして二人で幸せになろうと思わないの?私と学生運動のどちらが大事なの?このままだと私たちはダメになるわ」
「どちらが大事かなんて比較できない。恋愛と革命は次元が違う問題だよ。俺は資本主義の歯車になりたくない。もっと人間らしく生きられる世の中を作りたいんだ」
「二人で幸せになることが人間らしい生き方じゃない、って言うの?どうして物事をそんなにむつかしく考えるの?私には理解できないわ」
返す言葉がない左門は、話の矛先を変えた。
「ヴェトナムでは毎日何千人もの人たちが米軍に殺されている。その最大の兵站が沖縄なんだ。横田基地や横須賀も米軍の後方基地になっている。日本も、いや俺たちもヴェトナム戦争に加担しているんだよ。そんなことを黙って許してもいいのか?」
「私だって戦争には反対だわ。でも、どうしてそのために自分の人生を犠牲にしなければならないの?」
眞知子の声が大きくなっていた。通りすがりの人たちが、何事か?という表情で振り返って二人を見ている。眞知子は必死だった。
「皆《み》んな髪を切ったわ。上級生はスーツを着て会社訪問をしている。田島さんだって運動から離脱したわ。革命とか人民とか言っているのは肇だけじゃないの」
「俺に、髪を切ってノンポリになれ、と言うのか?」
「そうじゃなくて、このままだと肇が私の手の届かないところに行ってしまいそうな気がするの」

「もっと人間らしく生きられる世の中」
か・・・。
思い出すのは、マルクスの『ドイツ・イデオロギー』の一節だ。たしか、
「共産主義的社会では、誰もひとつの職業に縛られることなく、好きな仕事ができる。社会が社会全体の生産品や生産量をコントロールするので、私は気の向くままに、きょうはこれをしよう、明日はあれをしよう、朝は狩をし、昼過ぎからは釣りをして、夕方には家畜の世話をし、夜には食事を楽しむことにしよう、という生活が可能になるのだ。
これに反し、社会活動の固定化、つまりわれわれ自身が作った生産物が、われわれを支配し、裏切り、明日の予定を台無しにする、そんな強制力が生まれる状態は、過去の歴史に固有な現象だったのだ。」(かなりの意訳)
みたいなことが、書かれていた記憶がある。
左門君はもしかしたら、そういう社会を実現するために、今や爆弾闘争に入り込もうとしているのかもしれない。

これに対し眞知子さんは、
「それなりに楽しく暮らしているのに、なぜ革命が必要なのか理解できない」
と、至極まっとうなことを言う。

左門君は、
「人間らしく暮らせる世の中にしたいんだ」
と言うが、眞知子さんからは
「二人がふつうに幸せになることは、人間らしくないの?」
と訊かれ、言葉に詰まってしまう。

そこで、左門君も
「日本はベトナム戦争に荷担してるんだ。黙っていられるか!」
と決め台詞を吐くが、眞知子さんも臆すことなく
「戦争に反対するため、自分の生活を壊す気?」
と、決め台詞を吐く。

左門君、ビックリしてつい本音がぽろり。
「オレにノンポリになれっていうのか?」
ノンポリってのは、ぼくもさんざ言われてきたが、要するに
「社会悪に目をつむって生きる、卑怯者や極楽とんぼ」
という意味。格好の悪い、軽蔑対象だ。

すると眞知子さんは、
「そんなの、あなたたち男子学生だけの価値観でしょ?」
という感じで突き放し、
「大人になって!このままじゃ、犯罪者になるしかないわよ」
ということを、優しい言葉にくるんで、暗に仄めかすのだ。

 

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2011年06月01日

サヨク問題の本質

本質は何か?

サヨクに関し、観察可能な事実は、
1.ミクロの正義、マクロの抑圧。
2.目的のためなら、手段を選ばない。
3.「何が正しいか」ということより、「誰が正しいか」にこだわる。
4.協調性がない。
5.代理ミュンヒハウゼン症候群に近い行動傾向がある。
6.国力を下げる。
であった。
一方、推測される共通の心理傾向は
・非現実性
・反社会性
・暴力性
・幼児性
・嗜虐性
だった。

そして、このふたつを照合しようとすると、とてつもなく面倒な事になる。だったら、サヨク問題の本質とは、いったい何なんだ?
というのが、前回のエントリだった。
「本質」
という言葉は、
1.あるものをそのものとして成り立たせているそれ独自の性質
2.変化常ない現象的存在に対し、その背後または内奥に潜む恒常的なもの
・・・のことだ(広辞苑)。

だから、こう言えるだろう。
「サヨクそれ自体の本質」
を問うと、心理面に行ってしまう、と。
しかし、
「サヨクがもたらす問題」
の本質を問うなら、答えは違ってくると。

結論を先に書こう。
6.国力を下げる
これである。
これこそが、サヨク問題の本質だ。
1〜6まで挙げた行動の中で、これだけが現実にとっては、最も甚大な影響力のある欲望、行為である。

このことは、いくら強調しても強調し過ぎになることはあるまい。
誰がどのような妄想を持とうが、勘違いをしていようが、おかしな心理傾向や反社会性を持っていようが、大したことはない。
いずれ、大した結果に結びつく可能性はあるが、それ自体は国家に甚大な被害を与えはしない。
つまり、国力を下げる結果を生まなければ、それがどんなに奇矯な意見、傾向であっても、とりあえず問題はないのだ。

だが反対に、現実に国力が下がってしまうとなれば、その妄想、勘違い、心理傾向、思想は、極めて抑圧的であることになる。
大問題だ。

 

 

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posted by インク at 00:00 | TrackBack(0) | サヨク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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