2010年01月28日

自己啓発セミナー

toshiエックス・ジャパンのTOSHIさんが、自己破産を申し立てたというニュースが流れた。
何でも、長年かかわってきた自己啓発セミナーに、
1.稼ぎを全て吸い上げられ、
2.自身は借金まみれ、
3.過酷な労働を強いられ、体調を崩し、
4.その上多額の税金やら、知らない借金やらを押しつけられ
5.セミナー主催者に、妻を寝取られた可能性があり
6.それら全てに関し、嘘をつかされ
7.セミナーが起こした事件についても、何も知らされておらず、
8.さすがに目が覚めた

・・・・せいだとかであった。
1時間以上にわたる記者会見の動画はこちら

翌日、仕事中にラジオから聞こえてきたのは、
「自己啓発セミナーってのは、霊感商法と同じですからね」
という、パーソナリティの声だった。

(ツボを売るようなセミナーもあるんだなぁ・・・)
昔、自己啓発セミナーに関わった友人のことを、ぼくはなんとなく思い出し、あれこれと考えた。
そのことを、今回は記してみたい。

 

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2010年01月23日

美術史学への疑問 その4(最終回)

前回、ぼくは人文科学者を自称する学者センセーは、自分の著作に
「これは、著者の個人的意見や仮説を述べたものであり、事実であるとは限りません」
と、断り書きを入れるべきだ
・・・と述べ、さらに
われわれが住んでいる世界、
「生きた世界」
「血の通っている世界」
「頭でっかちじゃない世界」
は、(意見や仮説ではなく)知覚によって構成されている
と述べた。

今回は、その具体例をエントリしたい。

 

 

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2010年01月15日

美術史学への疑問 その3

前回は、
1.壁のシミが浮き出して見えるのは、ほんとうは錯覚ではなく、自然な知覚である。
2.壁のシミが、繊維に色素が沈着したものだというのは、事実ではあるが知覚ではなく、推理を含む総合的判断。
3.総合的判断としての「正解」を知っているから、自然な知覚を「錯覚」と呼びたくなる。
4.総合的判断には、バーチャル・リアリティが含まれる。そのため、それが意見・仮説・推理だということが忘れられやすいのかも。
ということを述べた。

今回は、そのバーチャル・リアリティの凄さについてのエントリだ。それは、
「勘違いを生み出す強力な力」
あるいは、
「洗脳力」
と言っても良いと思う。

 

 

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2010年01月10日

美術史学への疑問 その2

前回のエントリをまとめると、次のようになる。

1.現行の美術史学は、仮説や意見を延々と述べているだけで、何一つ実証していない。
2.それにつきあってると、展覧会で絵を見ても面白くなくなる。
3.淡々と、事実を述べただけの本は面白い。

だが、これだけだとぼくが感じていた違和感の、半分しか説明していない。
今回は、その残りの半分について語ろうと思うが、うまく行くかなぁ・・・。

 

 

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2010年01月04日

美術史学への疑問 その1

学生時代、一般教養に美術史があり、そこでレッシングパノフスキー、シャピロやブルクハルトゴンブリッジと言った、錚々たる面々の論文を読んだ。
シャピロやブルクハルトは、まだ翻訳がなく英語だった。

でも、読めば読むほど疑問が湧いた。

今回は、その疑問について書いてみたい。

 

 

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